気ままな音楽猫がゆく♪

ジャズ、演奏、作曲、自然、家族、ライフスタイル♪

自分にとっては極上のプレイリスト(雨の日喫茶店バージョン)

今週のお題「わたしのプレイリスト」

 

いやー、このお題はそそられますね、、、。

 

自分が好きな音楽を整理するためにも書いておきたいお題です。これはもう完全に自分の好き勝手な記事になります、はい。

 

自分が好きな音楽家の、自分が好きな曲を選び、「自分にとっては極上の」プレイリストを作ってみました。

 

梅雨の時期、雨がしとしと降っている日に、茶店でコーヒーを飲みながら読書。そんな時のプレイリストという感じです。

茶店は出来れば昔ながらの純喫茶。古いビルの2階にあって、扉を開けるとカランコロン、とベルが鳴るような所がいいです。席は窓際を選びます。本は村上春樹夏目漱石がいいかな😀

 

今回は9曲に絞って選んでみました。選ぶの楽しい😭

「ジャンル」については詳しくないので適当です、悪しからず🙏

 

1.

曲名:前奏曲とフーガ イ短調 BMW543

作曲:バッハ

ジャンル:クラシック(バロック

ファジルサイ演奏

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一曲目は静かなものが良いですね。前奏曲もいいですが、プレリュードが特に素晴らしいです。

※僕のCDコレクションで最も多いのはバッハですが、中でもこの曲が好きです♪

ヨハン・セバスチャン・バッハが書いたオルガン曲をフランツ・リストピアノ曲に編曲(音を全くいじってないところがリストにしては珍しい♪)した、めちゃくちゃ美しい曲です。10年以上前にこの曲をピアノで演奏しましたが、解釈に悩み、思い切って一週間、ドイツ(アイザナッハ〜ライプツィヒ)に一人旅して、バッハの生まれてから亡くなるまでの教会を巡り歩きました。この経験は僕の音楽のスタイルに直結しています(以前書いた記事を下に掲載しました)。思い出の曲です。ピアニストファジルサイの演奏は最高です。電車に乗って聞いていて、美しすぎて思わず涙が溢れたのを思い出します。😭

 

dantomori.hatenablog.com

 

 

2.

曲名:Bring On The Night

作曲:スティング

ジャンル:ロック

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スティングは僕が最も好きなミュージシャンです。2枚組のアルバム「ブリング・オン・ザ・ナイト」は至極のアルバムです。百回以上は聞いてるだろうな、、、。イントロのギターでもう体が疼きます。ジャズピアニストのケニー・カークランドのこの曲中のアドリブは、僕の中ではピアノアドリブでNo1だと勝手に思っています。ただただカッコいいです。なのでその間だけは読んでる本の内容が頭に入らないですね。それもまた一興なのです。

 

3.

曲名:The Sweetest taboo

作曲:シャーデー

ジャンル:ソウル

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僕はだいたい雨の日にはシャーデーと決めています。これほど雨に似合うミュージシャンいないんじゃないだろか、、、。女性ボーカリストシャーデー・アデュのバンド「シャーデー」の音楽は、どの曲も、編曲、歌、バンド演奏、全てが超一級品だと思います。

 

4.

曲名:How Insensitive

作曲:アントニオ・カルロス・ジョビン

ジャンル:ボサノバ

歌:Stacey Kent

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美しいボサノバです。ステイシー・ケントの歌声は格別です。この曲は最近僕のお気に入りで、トリオでも演奏していますが、グッと音楽にのめり込んでしまいます。さすがジョビンの曲だなあ、といつも思います。ショパン前奏曲第4番にインスパイアされて作ったというこの曲。ショパンとジョビンの曲を聴き比べてみて下さい。コード進行も曲の雰囲気も似ていて面白いです♪

 

5.

曲名:As A Flower Blossoms

作曲家:パット・メセニー

ジャンル:ワールドミュージック

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この人のこのアルバムについて、ジャンルは一応ワールドミュージックとしましたが、「メセニー」というジャンルを作ってもいい、と言えそうです。それくらいこのアルバムの世界観は脱帽です。アルバムの10曲目にあたる「As A Flower Blossoms」は2分程の短くて儚い名曲です。矢野顕子さんが、「花のように咲いてあなたの元へかけてゆく」とだけ小さい声で歌っているのが痺れます。

 

6.

曲名:Tom's Dinner

作曲:スザンヌ・ヴェガ

ジャンル:アカペラ

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この曲は本を一旦置いて、肘をつきながら外の雨を眺めましょう。そして物思いに耽りましょう♪

雨の日の喫茶店」そのもの。歌詞がそのままです。アカペラでこれだけ雰囲気を持ってる曲って僕は聞いたことがありません。スザンヌ・ヴェガの声、発音がとにかく素敵。カレンカーペンターとこの人の発音は本当に美しいと思います。

 

7.

曲名:エイリアンズ

作曲:キリンジ

ジャンル:ポップス

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最近TVでよく取り上げられています。名曲ですよねー。僕は最近ピアノ弾きながらよく歌ってます。難しいけど、、、。都会の風景を素敵なラブソングに仕上げた、歌詞も曲もなんとも言えない素敵な曲です。色んな人がカバーしてますが、やはり弟の堀込泰行さんの声が一番しっくりきます。

 

8.

曲名:The Jungle Line

作曲:ジョニミッチェル

ジャンル:フォーク、ジャズ

編曲:ハービーハンコック

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ハービーハンコックは僕の尊敬するピアニストです。ジャズにおける彼の即興はもちろん大好きですが、他人の曲をカバーする時の「編曲の妙」をいつも感じさせてくれます。「River」はジョニミッチェルへのトリビュートアルバムですが、この曲の編曲は凄い。ピアノの伴奏に歌詞を低い声で読み上げる(レナード・コーエンが歌詞を読んでいます)という手法は秀逸♪

ジョニミッチェルの原曲もニヤニヤしてしまうほど素敵な面白い曲ですが、ハンコックさんはこうやって料理するのか!と驚く一曲です。是非聴き比べてみて下さい♪

 

9.

曲名:Rainy Days Monday

作曲:ポール・ウィリアムス

ジャンル:ポップス

歌:カーペンターズ

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最後の一曲は、雨の日と言えばこれというやつですね。僕にとっては、深い思い出のある曲なので、聴くたびにある感情に浸ります、、、。作曲はポールウィリアムス。カーペンターズはカバー曲が多いですが、ポール・ウイリアムスの歌をたくさん歌ってます。カバーをしても、全て「カーペンターズ」に染まってしまうのが二人の凄いところです。

 

 以上、9曲選んでみました。雨の日、お聴きになってみてはいかがでしょうか?

 

 

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