海と日常
Photo by unsplash
次の10曲くらいの作曲について、テーマを決めてみようかと思いました。
「海と日常」という感じだろうか・・・。
これはコロナ禍で裏山を歩いている時にはじめに感じたことですが、いくら人間界があーだこーだ悩んで揉めて、色んな事を騒ぎ立てていても、自然界は堂々とその秩序を毅然と保っている。そんなところを表現したいのです。
海洋学者とは違って、僕の日常生活の中では、雄大に泳ぐザトウクジラや、イワシの群れを追うサメやイルカ、カツオドリや、深海の得体のしれない魚たちの暮らしはほとんど関係ありません。
反対に人間の暮らしの中にある関心事、ワクチン接種やオリンピックの開催、芸能人の結婚、子供たちの進路、街角に捨てられたゴミ、満員の電車、男女関係、、。普段我々が生きている世界の中で、自然の雄大な営みは遠くの出来事です。
ニュージーランドでマッコウクジラの見学ツアーに参加したことがありました。マッコウクジラは潜る時、一度尾ひれを海面に出します。その美しい景色を時々思い出します。家の中でコーヒーを飲んでいる時なんかに、ふとそのクジラを思い起こす。なんかいいんです、そういう時。
写真家で作家の星野道夫さんのエッセイ本「旅をする木」の中でも同じようなエピソードがありました。星野さんが北海道のヒグマの事を日常生活の中でふと気にしたり、友人女性が東京で働きながら、アラスカの海のザトウクジラのブリーチングをふと思ったり。
まあとりあえず曲を作ってみよう・・・。クジラの曲とか、窓辺で肘をつく授業中の学生の曲とか、、、。そんな中から何か見えてくる気がしています♪
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