気ままな音楽猫がゆく♪

ジャズ、演奏、作曲、自然、家族、ライフスタイル♪

小学校にて即興合奏の授業

2022年3月に道北に移住してから、様々なイベントを実施してきました。

 

これら全てがストーリーとしてつながっていて、また、今後もつながることでしょう。

ここ一年間で実施してきたものを振り返ります。

 

今日お伝えするのは、

小学校での即興合奏の授業です。

 

私の音楽イベント活動はこの日から始まったといってもよいでしょう。

きっかけを作ったのは今年小学四年生になる長女と私の妻です。

ちなみに人との出会いのほとんどは家族のお陰のような気がしています。

 

ある日のこと、担任の先生と妻との面談の話の中で、私がコントラバスを演奏するという話になり、音楽の授業でご主人に楽器を持って来てもらえないか、との依頼がありました。

 

子供たちに音楽の授業をするのはとても楽しそう、とすぐに快諾。学校で先生とお話ししました。

 

私はコロナ禍に、大友良英さんという世界的な即興家の方のワークショップを受けたことがあり、この手法をいつかどこかで講師としてやってみたいな、と常々思っていました。

ジョンゾーン、ブッチモリスといった方々の考えたハンドサイン指揮法を元に大友さんが考えた、素人でも楽しく即興合奏できる手法です。

youtu.be

 

大友さんは、地元の福島で、東日本大震災の際にこの手法を使って、市民と音楽活動をされています。

 

www.sankei.com

 

私は最近、ジャズや音楽演奏について、会話や自転車と同じようなもの、とお伝えすることが多くなりました。上の記事では、大友さんが即興を”じゃんけん”と話しているのが印象的です。人がする活動として、プロもアマチュアも関係なく、誰でもできる遊びが音楽。

 

そこで、せっかく授業をするなら、即興合奏をさせてもらえないか、と提案したところ、全面的に学校が協力していただけることとなりました。

 

当日はかなり緊張しました。何せ指揮者として表に立ち、子供たちに教えるのは初めてですから。1時間与えられた時間、何を話そうか、そもそもどんな反応をするのか、、、。

 

体育館に大太鼓やら木琴やら様々な学校にある楽器をもって子供たちが集まりました。

 

私はコントラバスをもって登場。まずは自己紹介とコントラバスの紹介。そして初めてのハンドサインを使った即興合奏。小学三年生のみんなは、楽しそうにそれぞれの楽器を演奏してくれました。次に、大友さんの手法と同じように、子供たちが指揮を振る番です。初めの1人が手を挙げた後は、次々にやりたい!と。結局10人ほど指揮を振ってくれました。

 

最後にみんなに私から、音楽についてのお話をさせて頂きました。

当日まで何を話そうか、色々と考えましたが、結局シンプルに短く。それは、東日本大震災の直後、私がピアノを弾けなくなり、悩んだあげく、夜中に電子ピアノを即興で弾きまくり、泣いてしまったこと、そしてそのことで気持ちが落ち着いたエピソードです。

僕にとって、音楽は幸せになるためのものです。そんな話をしました。

 

そして、ピアノでオスカーピーターソンの「Hymn to Freedom」を皆さんのために演奏しました。音楽がみんなにとって、将来自由につながるものであることを祈って。

 

このことがあってから、私は今の町で、即興合奏を皆さんにお届けするようになりました。そのことはまた次回以降♪

 

企画を一緒にした担任の先生に深く感謝しております!

 

 

 

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